
デジカの激安デッキ「青緑パイルアグロ」は、7弾スタートデッキ環境でも環境入りするレベルで強く、なおかつ安いデッキです。
「デジカを始めたいけどどのデッキがおすすめか知りたい」「デジカ初心者でも勝ちたい」と考えているデジカ初心者から「環境デッキを作りたい・対策を練りたい」と考えているデジカ上級者までチェック必見です!
同じタイミングで発売されたスタートデッキ「異世界の軍師(ST-10)」を使ったデッキレシピをチェックしたい人は、下記を参考にしてください。
【デジカデッキレシピ】マスティズワルト紹介!マスティモン軸の中でも初心者向けで安い!
青緑パイルアグロはどんなデッキ?
デジカにおいて、青緑アグロは以前からデッキが存在していました。
非常にシンプルなデッキで低コストでレベル3から4のデジモンを並べて殴るアグロタイプのデッキですが、7弾以降にハイブリッドが出て以降、相性の悪さで埋もれてしまいました。「ユニオンインパクト(BT-3)」では環境トップに躍り出ていたデッキでもあります。
この青緑アグロデッキに、スタートデッキ「究極の古代竜(ST-9)」のパイルドラモン及びジョグレス進化を取り入れたのが、青緑アグロパイルです。ただでさえ早いアグロデッキに詰め打点とジャミングによるセキュリティバトル生き残りを得て、さらに戦いやすく勝ちやすくなりました!
青緑パイルアグロのデッキレシピサンプルを紹介

デッキレシピ
デジタマ→チビモン(BT-3)×4
- ブイモン(BT-3)×4
- ブイモン(EX-1)×4
- ブイモン(ST-9)×2
- ゴマモン(ST-2)×2
- アルラウモン(BT-3)×4
- レオルモン(BT-4)×4
- エクスブイモン(EX-1)×4
- エクスブイモン(ST-9)×4
- スティングモン(ST-9)×4
- ベジーモン(BT-1)×1
- ガルゴモン(BT-3)×3
- パイルドラモン(ST-9)×4
- インペリアルドラモン:ドラゴンモード(ST-9)×4
- 本宮大輔(BT-3)×3
- アイスウォール!!(EX-1)×2
- ハンマースパーク(ST-2)×3
採用カードについて
デジカで青緑パイルアグロのデッキを組むにあたって、なぜこのカードを採用したのか、なぜこの枚数入っているのかを紹介します。自分で青緑パイルアグロのデッキレシピを考えたい人も、とりあえずサンプルを使って戦いたい初心者の人も参考にしてみてください。
確定枠

まずパイルドラモン(ST-9)は確定で4枚入ります。ジョグレス進化によって青緑のレベル4のデジモンを進化に使いますが、パイルドラモン(ST-9)自体をアクティブする効果を持っています。
さらに、パイルドラモンはアタック時にアクティブになる効果をターンに1回の制限付きで持っているため、1度殴ってアクティブになりもう一度、つまり2回攻撃が可能で攻撃の速度が非常に速いです。
例えば、ジャミングを持っているエクスブイモン(EX-1)でセキュリティアタックして、その後緑のレベル4とジョグレスでパイルドラモン(ST-9)に進化させ、アクティブになって効果込みで2回殴るといった芸当が可能です。
パイルアグロ(というか本来のアグロ)で必要なのは「いかに速く相手を殴るためのリソースを場に出せるか」で、パイルドラモンと進化元デジモンで2回から4回アタックできるため、この条件を満たせています。
また、ジャミングを持っていてセキュリティアタックをしても消滅しない可能性が高いエクスブイモン(EX-1)とブイモン(BT-3)も同じくアグロと相性が良く4枚採用が確定しています。エクスブイモン(EX-1)は進化元効果でパイルドラモンにジャミングを持たせることもできます。
デジタマ

ウパモン(BT-1)と迷いましたが、アタック時に1ターンに1回進化したデジモンがジャミングを持っていれば1ドローできる「チビモン(BT-3)」を4枚入れました。
チビモンを採用しているため、ジャミング持ちのエクスブイモン(EX-1)、ブイモン(BT-3)は積極的にセキュリティアタックさせ1ドローします。青緑パイルアグロは進化主体のデッキよりは手札が葛藤しやすいため、青緑パイルアグロにおいてドローソースは重要だと考えた結果です。
1枚他のデジタマ幼年期を入れると上記の動きができなくなりドローの機会が失われるため、デジタマは4枚で構成しました。
レベル3

確定枠のブイモン(BT-3)以外だと、ブイモン(EX-1)、アルラウモン(BT-3)、レオルモン(BT-4)を4枚ずつ、ブイモン(ST-2)、ゴマモン(ST-2)を2枚ずつ採用。
ブイモン(EX-1)は進化元効果が優秀で、パイルドラモン(ST-9)がアタックして効果でアクティブになった際にメモリーを+1してくれます。この稼いだメモリーで育成を進化させたり、アルラウモン(BT-3)、レオルモン(BT-4)を登場させ、次ターンのアタックリソースを増やすのが基本的な流れです。
デジモンを登場させる場合、エクスブイモン(ST-9)、スティングモン(ST-9)以外で3コストも使いたくないため、ブイモン(ST-9)は2枚しか採用していません。サーチ自体は優秀なので、どうしてもパイルドラモンを引きたい場合や、相手が太刀川ミミ(BT-1)等を貼ってターンを返したら自動的にメモリーが増えて1返し(メモリーを1で返すプレイング)が通用しない場合にサーチ狙いで登場させることが多いです。
ゴマモン(ST-2)は登場・進化共に優先度が低いため2枚採用です。逆に言うと「アルラウモンやレオルモンを登場させたい!」「ブイモンに進化させたい!」という場合の保険になるため、汎用性が高いと感じて採用に至りました。
レベル4

ジョグレスの進化素材になる関係上、アグロとはいえレベル4の母数はそれなりに必要だと考えています。青8枚、緑8枚で構成しました。
エクスブイモン(ST-9)、スティングモン(ST-9)は青緑パイルアグロの準確定枠で、枚数の好みこそあれど必ず入ってくると思います(自分は4枚ずつ入れました)。効果で青(緑)のデジモンが場に出ていれば3コストで登場できるため、レベル4でありながらレベル3と同等の登場コストで登場できるのが強みです。
ガルゴモン(BT-3)とベジーモン(BT-1)は1コストで進化できるため採用しています。主にアルラウモンとレオルモンを進化させるために採用しましたが、アルラウモンとレオルモンが大量に採用されていて場に出すのも容易なため、最初にアルラウモンとレオルモンでセキュリティを殴って進化させるパターンが多いです。
つまり、ガルゴモンとベジーモンでセキュリティを殴る盤面がほぼなく、DPより進化元効果で少しでも強いパイルドラモンを作りたいため、がルゴモンを優先して3枚で構築しました。万が一DP6000ラインでのアタックが必要になるかもしれないため、一応ベジーモンも1枚入れています。
レベル6

他の人の青緑アグロパイルのデッキレシピや優勝レシピを見ると、インペリアルドラモン:ドラゴンモード(ST-9)は意外と採用されていません。
自分はパイルドラモンがアタックし終えた後に進化させてレベル4の青と緑を1体ずつ登場できる効果はアグロ向きだと考えて2枚採用しています。3枚以上は事故が怖いです。
パイルドラモンは詰めに使うことが多いためインペリアルドラモン:ドラゴンモードに進化する機会は少ないです。万が一詰め切れず盤面処理のためパイルドラモンに進化させた場合、インペリアルドラモン:ドラゴンモードに進化させて場を埋めています。パイルドラモンだとレストして相手ターンになった場合に倒されるケースも多々ありました。
テイマー

青緑ジョグレスのデッキが出ることを見越していたかのような効果を持つ本宮大輔(BT-3)を3枚採用しています。初手に来て嬉しいカードですが、2枚も3枚も出した場合アグロとしての速度が失われてしまうため、4枚は要らないと思っています。
1枚で2枚のカードを引っ張れる可能性がある効果はもちろん強いのですが、ターンが返ってきた時に確定でメモリーを3以上にできる効果もアグロにとって非常にありがたいです。
オプション

ハンマースパーク(ST-2)はメモリーがどうしても足りない時に使います。3枚入れていますが詰めに1枚使う程度だったので、減らしてもいいかもしれません。
アイスウォール!!(EX-1)も青が誇るパワーカードで、デジカのオプションカードの中でもなかなか壊れているカードです。これを打って1で返すだけでほとんどの確率で延命できるため、ミラー戦を中心に活躍しています。2枚採用ですが、ハンマースパークと枚数入れ替えも視野に入ります。
あると便利なカードではありますが、序盤の事故の要因にもなりかねないため合計で5枚採用です。
採用できそうな他の相性がいいカード
- 太刀川ミミ(BT-1)
- エレキモン(BT-1)
- ゴキモン(BT-4)、トビウモン(BT-4)等レベル3の3/1帯
- モドキベタモン(BT-6)、シャコモン(BT-5)等のメタカード
など
太刀川ミミ(BT-1)も非常に強いカードで、緑を含んだアグロデッキには採用されます。青緑パイルアグロの場合は本宮大輔が優先されがちですが、デジタマの育成速度を太刀川ミミで上げられれば速度はさらに速くなります。
エレキモン(BT-1)はゴマモン(ST-2)と全く同じステータスで、2コストで登場できます。使ってみてブイモン(EX-1)はパイルドラモンを出す時にいれば問題ないかなと感じたため、枚数を減らして登場要因のためにエレキモン等の採用はアリです。
ゴキモン(BT-4)、トビウモン(BT-4)は3コストで登場、1コストで進化できるレベル4デジモンで、ジョグレスと相性がいいです。進化元効果がない上デッキレシピ内のガルゴモンを登場させるシーンが1つもなかったため、こいつらも登場させないなと考えて採用を見送っています。
メタカード各種はあって損はないカードではありますが、場に出すだけで殴れない(殴ってもいいけど消滅する可能性が高くなる)ので、アグロ向きでないなと思い不採用です。
青緑パイルアグロは5,000円前後で組める安いデッキ!

今回紹介した青緑パイルアグロのデッキレシピは、5,000円前後で作成可能です!
デジカはSEC以外のレアリティのカードは単品買いでそこまで高くない傾向で、青緑パイルアグロのデッキレシピにはSECは1枚も採用されていません。
ブイモン(BT-3)と本宮大輔(BT-3)が高騰していますが、1枚300円から500円程度です。後は、画像のデジカ新スタートデッキの「究極の古代竜(ST-9)」を定価1,320円で2つ購入すればいいだけです。
他のカードは30円から100円のものばかり。デジカ初心者の人が少しデジカに触れてみよう、対戦してみようと考えていた場合にはちょうどいい価格帯です!
終わりに
強くて安いデジカの青緑パイルアグロのデッキレシピ、価格帯について紹介しました!
主な立ち回りは殴るだけのシンプルなデッキですが、詰めにおいて少しだけプレイングが必要なので、別の記事を作成して解説していけたらいいなと思っています。
【デジカデッキ立ち回り紹介】青緑パイルアグロで勝つための立ち回り・勝ち方を紹介!
青緑パイルアグロは初心者にもおすすめのデッキですが、環境にも食い込む勢いがあるので、熟練者の人も作って損はありません。ぜひ、今回紹介した青緑パイルアグロのデッキレシピを参考にしてみてください。
他のデッキレシピを参考にしたい場合は、下記を参考にしてください。
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